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通常赤ちゃんはお腹の中で頭を下にしていますが、赤ちゃんの頭が下ではなく上を向いている状態のことを「逆子」といいます。逆子とは、医学的には“骨盤位”と呼ばれています。
妊娠初期~中期の間は赤ちゃんも小さく、子宮内で動き回るスペースがあるため自己回転が期待できます。しかし妊娠後期になると、赤ちゃんが大きくなり動き回るスペースが少なくなってきます。逆子の鍼灸治療は、28週以降で逆子との診断を受けたら、できるだけ早い治療の開始が効果は高いと言われています。
まずは、うと鍼灸に電話でお問い合わせください。
妊娠中の女性の体と心には、さまざまな変化がみられます。これらの変化にともない、ほとんどの妊婦さんが様々なトラブルを経験しますが、周囲にそのつらさを理解してもらえず、人知れず悩む人も少なくありません。
妊婦さんの体調不良には、お困りの症状についてじっくりとお聞きし、適切な処置を行うことが何よりも大切です。鍼灸治療でマイナートラブルの予防と改善をして、安心してマタニティライフを過ごしましょう。
マイナートラブルとは、妊娠中よく起こる不快症状をまとめたものです。めまい、頭痛、立ちくらみ、胸焼け、つわり、息切れ、不眠など。体の症状として現れるものは、肩こり、腰背部痛、股関節の痛み、むくみ、静脈瘤、頻尿、腹痛、こむらがえり、手足の冷えなどがあります。母体に鍼とお灸をすることで妊娠中のマイナートラブルを軽減させ、出産に備えた身体を作っていきます。お母さんと赤ちゃんが健やかに妊娠時期を過ごすために、鍼灸治療で気血のめぐりを整えることをおすすめしています。
健康で安定したマタニティライフを過ごし、元気で丈夫なお子様が生まれますように…
鍼灸治療と筋膜治療により、
・深くゆっくりと酸素を吸い込むことで、全身に新鮮な酸素が行き渡り血行が良くなります。そして心身ともにリフレッシュすることができ、赤ちゃんにも十分な酸素を送ることができます。
・横隔膜を柔らかくし、出産時の気張りが楽にできるように膣を緩め、骨盤底筋を柔らかくして、胎児の負担を軽減します。
つわりは妊娠にともなって起こる生理現象のひとつで、ほとんどの妊婦さんが経験すると言われています。5週頃に始まり16週頃までに治まるのが一般的で、代表的なむかつきや吐き気、嘔吐、食欲不振など胃腸症状のほか、全身倦怠感や頭痛など多岐にわたる症状があらわれます。
つわりの起きるメカニズムは未だに解明されていませんが、原因と思われているものはいくつかあります。
・ホルモンの分泌量の変化があまりにも急激なため体がついていかず、つわりがおこるのではないか。
・精神的、身体的ストレスによる自律神経の乱れにより起こるのではないか等…
当院では、主に指先や頭部のツボ刺激で自律神経やホルモンバランスを整え、ストレスを軽減し、つわりの症状を緩和させていきます。
出産時に赤ちゃんがお母さんの骨盤を通る準備として、妊娠初期から体内ではリラキシン、エストロゲン、プロゲステロンという女性ホルモンの分泌が増えます。これらの女性ホルモンは、赤ちゃんがお母さんの狭い骨盤を通れるように、出産に備えて関節や靭帯を緩める作用があります。骨盤のつなぎ目の関節である仙腸関節や恥骨結合のアンバランスな緩みにより、腰や背中の筋肉に負担がかかり痛みがおきます。
出産ホルモンの影響に加え、妊娠すると10kg前後体重が増えて姿勢の変化が起こります。そしてお腹が大きくなり、重心が前方に移動する事によって、骨盤や腰椎が前方に傾きます。この重さで腰が反ったり、重心が前方に移ることによって背部の筋肉に負担がかかり、腰背部の痛みが発症します。
出産後の筋膜治療や鍼灸治療により、骨盤のバランスを整えて腰背部痛を解消しましょう。
JR山陽本線「山陽垂水駅」から徒歩8分
逆子の治療はまず足小指[至陰穴:しいん] にお灸とてい鍼(刺さない鍼)を行います。お灸や鍼でツボを刺激することで子宮周辺の血行がよくなり、赤ちゃんの動きも活発になります。これにより赤ちゃんの自己回転が促され、逆子が改善されやすくなります。
逆子で鍼灸治療をご希望される場合は、まずはかかりつけのお医者さん(産婦人科医)に相談し、鍼灸治療を受けても大丈夫な状況かどうかを確認していただいてからの治療開始をおすすめします。
基本の治療に加え、肩こりや腰痛、便秘、冷えなどの症状に対する治療も併せて行なっていきます。
~冷え~
お腹周りや下肢の冷えが大きな原因の一つと言われています。
冬はもちろん夏の冷房は特に注意して、夏でもレッグウォーマー等利用される方が良いです。
~ストレス~
予定日ぎりぎりまで仕事せざるを得ない場合、仕事に加え育児や家事に追われ、ご自身が感じておられなくても、ストレスを受けておられる場合もあります。
無理せずご家族に協力をお願いしましょう!
食事もゆっくり咀嚼することが大切です!